キリスト友会(クエーカー)は、すべての人に神から賜った「内なる光」(良心)があると考えています。聖書に「2人または3人が集まるところには、神もその中にいる」(マタイ18章20節)と書かれていることを信じ、少人数で沈黙の礼拝をしてきました。そのような小さな集いは、戦前の治安維持法の下で、監視の対象となり、独自の教団を維持できなくなり、一時期は日本キリスト教団に組み込まれました。


 その時代、他のキリスト教、仏教、新興宗教も信教の自由が奪われました。そればかりか、日本国が当時、統治下にあった国々においても、国家神道を強要し、多くの犠牲を負わせたことを忘れてはなりません。
 私たちは今、礼拝を大切にしつつ、社会に目を向け、多様な考えの人を受け入れ、率直に意見を述べ合いながら、実践活動をしています。


 このほど政府は、「共謀罪」を含む「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を国会で強行採決し、7月11日施行されました。これはテロリストを封じるという名目で、多様な思想・宗教・活動を弾圧する可能性のある法律です。政府の意向に沿わない集団が危険思想と見なされれば、そこに集うことを躊躇させかねません。
 

 私たちは過去を繰り返さないことを願い、この組織犯罪処罰法の撤廃を求めます。
 

2017年7月16日
宗教法人キリスト友会東京月会

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私たちは改正組織犯罪処罰法(共謀罪)撤廃を求めます